セルフで中イキを目指してみよう
今回は「自分だけで中イキできる身体を目指してみよう」という挑戦的なコラムです。つまりオナニーで中イキを達成するということ。中イキですから、ローターなどを使ってクリ弄りをしてサクッとイクということではありませんよ。本格的に「中でオーガズムを得る」というレベルの快感を一人でやるということです。
中イキというと男性との行為の中で快楽に導いてもらう、そして一般のパートナーでは難しくてその道の専門家にお願いすることが多いように思います。実際、女性を中イキに導ける男性は本当に少なくて中イキ経験のない女性が多い一因になっています。そんな専門家にお願いするようなことを自分だけでやってできるようになるのか??
たしかに簡単ではありません。簡単だったら中イキ師なんて世の中から要らないですからね。とはいえ、私達のような中イキ開発をやっている者に連絡を取る勇気がなかなかない、怪しい、乱暴されるんじゃ、などなど心配なことが多い業界です。自分だけでオーガズムを体感できるかもしれないなら、まずはそちらにチャレンジしてみてもよいと思い、寄稿することにしたのです。そして実際に少数ではありますがセルフ中イキ達成者はいるのです。石神がお会いした女性に僅かながら。彼女らにどうやったのかを聞き、自分なりに体系立ててみましたので参考にしてみてください。
なぜセルフで中イキできるか

自分だけで中イキってほんとにあり得るの?と思いますよね。早くも一言で答えを言い表してしまうと「中イキ師が施術しているようなことを一人でやる」。これから具体的に記しますが簡単にいうとこれです。なるほどたしかに理屈ではそれなら中イキできるかも、でも中イキ師の技を自分が使うなんて無理じゃない?という心情ですね?そのとおりです。そして少々時間もかかるかもしれません。覚えておいてほしいのですが、中イキへの道は「焦らずじっくり時間をかける」こと。これがキーワードです。自分なりのコツが掴めるまでは急がず取り組むことです。まだまだオーガズムは遠いかもしれないけど気持ちいい感じが少し高まったかな、という風に少しでも前進していればその行程を楽しむくらいの心の持ちようで取り組みましょう。
これはやめてというセルフNG行為
先にセルフの時の注意点としてNGなものをお伝えしておきます。それは「男性とのときに想定できないことはやっちゃだめ」ということです。
一言では分かりにくいので具体的に説明しますね。セルフでやることってたとえば何でしょうか。みなさんはどのようなセルフをしていますか?乳首を触る、クリを触る、玩具を使う、座ってやる、寝てやる、ベッドルームでやる、風呂場でやる、トイレでやる、などいろいろあるでしょう。
弄る箇所はNGはありません。男性はあらゆる箇所を触れてくれるでしょうからどこを弄っても男性との行為がイメージできます。姿勢については少し注意が必要です。立っても寝ても男性との行為は想定されますね。では座っているときの男性との行為はどうでしょうか。椅子に座って挿入というのはあまりイメージが湧きませんね。椅子でクリ弄りは楽ですしやってらっしゃる人は多いですが、この姿勢で挿入はしないかなと思えばそれは控えたほうがよいです。また、寝てやる場合も注意点があって膝を伸ばすのはNGです。男性との行為をイメージしてみてください。正常位のときって膝は曲がってますよね。どこでやるかという場所の問題についてはどうでしょうか。そろそろ言いたいことが分かってきましたか?そうです、できればベッドの上がいいですね。
男女の行為と思ってセルフをすること
つまり、男性とセックスをしているという具体的なイメージをしてセルフをしてほしいということなのです。男性に触れらているかのように想像して乳首やクリを弄ること、男性に挿入されているかのように想像して中を弄ること、それがセルフオーガズムのベースです。こういうイメージが少ないサクッとインスタントなセルフ行為は男性との行為でも弊害の可能性があり、いざ行為に及んだときでもイキにくくなってしまうかもしれません。自分が慣れ親しんだやり方以外では気持ちよくなれないと脳が記憶してしまうと厄介です。
そういう意味でNGなものをもう少し挙げると、インスタントオナニーがあります。自分がとにかくさっさと気持ちよくイケればよしというならまあよいですが、セルフオーガズムには馴染みません。また、振動系の玩具は人では不可能な動きなので使いすぎは注意。それからシャワーの温水の勢いが気持ちよくてずっと当てている女性は多いですが、これも人の動きにはないものなのでやり過ぎ注意です。男性といるときに遊びで取り入れる分には全然問題ないですが、癖になってこれでしかイケなくなるということがないようにしてくださいね。
具体的な一例

では石神推奨の一例を記してみます。これがベストというわけではありませんがぜひ参考にしてください。
- 場所はベッドの上、周りに邪魔されない静かな環境で部屋は暗くして
- 姿勢は仰向けで寝て膝を曲げる(正常位イメージ)、うつ伏せなら膝を立てる(後背位イメージ)
- 何度か深呼吸をして頭を空っぽにする
- 聴覚が敏感になるので周りの音が気になるならヒーリング音楽をかけるなどして
- 男性に触れられたり挿入されたりを想像しながら自分の身体を触れる
中イキ師も環境としてはこのような感じでやっています。私が横にいれば言葉責めなども加わりますがそこはイメージと妄想で補っていただくことも可能でしょう。このとおりにやっていくと、勝手に興奮していきます。気持ちが高ぶっていくのを感じることができれば初めの段階としてはもう成功です。言われたとおりにやってみたけど全然なんですけど怒、という方のほうが多いでしょう。始めに書きましたが焦らずじっくり時間をかけましょう。中イキは気持ちの部分が大事です。何度かやってみて少しずつ感じることがあれば確実に前に進んでいます。簡単に諦めずに自分の快感の過程を楽しんでみてください。
なお、チャレンジしているときはこれだけでは最後までイケないことが大半のはずです。この中イキセルフでイクという習慣をつけて脳に記憶させるために、最後はご自身の好きなやり方でイッて終わるのは有効です。なので先ほどNG行為と言いましたが、これでしかイケない方の場合はそれでもかまいませんので最後は足ピンでも椅子でもシャワーでも最後だけはイッて終えるようにしましょう。そうすることで中イキセルフ行為でイクというリズムが次第に出来上がっていきます。
高等技 セルフの外ポル
最後に、かなり高等技術になりますがセルフで外ポルができるようになった方もいらっしゃるので挑戦したい方は参考にしてみてください。
- 上記の手順でリラックスかつ興奮の状態になる
- お腹の上に片手を置く(ポルチオがあるところ、おへそと膣口の中間辺り)
- もう一方の片手は身体弄りを続ける
- お腹の上からときどき揺らしたり軽く押してみる
こちらも焦らずじっくり時間をかけるというのが肝です。一回あたり20分くらいはかけてみてください。初めの数回は何もわからない、やってる意味あるのかなと疑問を持つでしょうけれど、のんびり取り組んでみるくらいの気持ちのゆとりを持って続けていきましょう。
外ポル体験者に聞くと、お腹の中がポカポカしてくる、じんわり気持ち良いという感覚になる、中が動いている感じがするというなんとなくの感覚が初期。感じたことのないようなフワフワ快感が込み上げる、急激にゾクゾクして身体が硬直していく、身体中にビビッと電気が走って頭の中が真っ白になる、など明確なオーガズムを感じれば完全に成功。
自分で性の快感を追求しよう
セルフでも中イキを目指すみなさんに一助となるものを記してみました。今まで自分がやっていたこととは大きく違うものがあったと思います。もちろん中イキ師に頼めば話は早いですがなかなか踏み込めない世界ですからね。パートナーが上手ならこれも話が早いですがそれこそ無理な話。それならまずは自分だけでやってみようと思うのは自然なこと。性の快感を追求していけば女性はほんとうに美しく魅力ある未来が待っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。