女性が自分で中イキ開発するのが難しい理由

中イキ開発ナビ、コラムニストのノリです。今回は中イキ開発を女性ご自身で行うこと(いわゆる中イキ自己開発)が難しい理由を解説していきます。

女性が自慰(オナニー、セルフプレジャー)を行うための情報は、インターネットの普及により一般的になりました。女性向けのセルフプレジャーグッズも近年増えています。しかしながら、どのような器具を使うにしても、初めての中イキをご自身で経験するのは難しいというのが、日々女性の中イキをお手伝いしている私の見解です。

もちろん世の女性には、それが出来たという方もおられるかもしれませんが、大多数の中イキ未経験の女性には難しいと考えます。その3つの理由をご説明します。

目次

理由①快感に集中できない

中イキのためには、快感に集中することが必要不可欠です。女性が今感じている快感に100%身をゆだねることが中イキに繋がります。

ところが、自慰(セルフプレジャー)の場合はどうでしょう。次にどこを触るべきか?その強弱は?振動の周期は?中イキするためにどうすればいいのか、ご自身で考えながら手探りで行わなければなりません。この考えるという行為、「思考」が快感への集中を妨げてしまうのです。脳の50%が快感に集中しつつ、残りの50%が手探りで触り方を模索している状態です。こうなると中イキするのは難しいうえに、だんだん快感も冷めていってしまいます(クリイキは可能と思いますが、中イキには繋がらないと思います)。これが、初めての中イキを女性ご自身で経験するのが難しい理由の1つ目です。

理由②次にどこを触られるかを自分でわかってしまう

中イキのためには性的興奮が必要です。女性の性的興奮を高めるために、中イキ開発の施術では丹念な前戯を行います。繊細なタッチで四肢の先端から中心に向けて、たっぷり時間をかけて丹念に触れることで性的興奮が高まり、陰部に直接触れる前から愛液があふれ出て、中の感度が最高潮に達しているというのが理想です。中イキ開発の前戯では女性に目をつぶって頂く、あるいはアイマスク等を着用頂くことで、皮膚からの快感に集中して頂くと共に、「次どこに触れられるかわからない」というドキドキ感で性的興奮を高めていきます。

ご自身で行う場合も目を閉じることは快感に集中するために有効ですが、ご自身で触る以上は「どこを触れられるかわからない」というドキドキ感を味わうことはできず、性的興奮が中イキするレベルまで達しにくくなります。これが、初めての中イキ経験を自分でするのが難しい理由の2つ目です。

理由③興奮を高める役目、意識の軌道修正をする役目の人がいない

中イキのためには性的興奮が必要であり、そのためには快感への集中が必要となります。優秀な性感開発セラピストは女性の集中が散漫になり、意識が他のことに移ってしまうことを未然に防ぐ方法を習得しています。具体的な方法はここには記載できませんが、女性の興奮をたき火に例えるならば、薪をくべて風を送ることで、その火を大きく燃える炎(=中イキできる状態)に導くことがセラピストの役割です。

ご自分で行う場合には、セルフプレジャーの器具を使って興奮の火が着いたとしても、薪をくべて風を送る役目を女性ご自身が兼任することは難しいと考えます。これが、初めての中イキを自分でするのが難しい理由の3つ目です。

本記事を書くきっかけ

記事タイトルに「初めての」と書いたのは、何度も中イキを経験し、御自分なりの中イキのコツを掴んだ場合には、もしかしたら可能かもしれないからです。

この記事を書こうと思ったきっかけは、「過去に別の性感開発セラピストの施術を1度受けて中イキを経験できた。その後は自分でできるように取り組んだが、自分では何度やってもできなかった。当時のセラピストは現在転勤していて会えないので、もう一度私に中イキを経験させてほしい」という依頼を実際に受けたからです。そのお話を伺ったときに、もったいないなと率直に感じました。3つの理由を書いた通り、ご自身で中イキするのは難しいです。自分で中イキ開発を頑張っても、時間を無駄にしてしまう可能性の方が高いです。もし中イキできないことでお悩みであれば、勇気を出して中イキ開発・性感開発セラピストの施術を受けて頂くことが一番の近道です。

まとめ

本記事では、「女性が自分で中イキ開発するのが難しい理由」と題して、3つの理由をご紹介しました。

理由①快感に集中できない

理由②次にどこを触られるかを自分でわかってしまう

理由③興奮を高める役目、意識の軌道修正をする役目の人がいない

このコラムを読んでくださった女性が、自己開発に取り組んでお時間を無駄にすることなく、中イキ体験に向けて前に進むためのお役に立てれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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